これまでの道のり2
これまでの道のり2
2015年夏〜秋
私が鬱で通院を始めたのが2015年春から(現在通院8年目)
おかしくなったきっかけは夫婦間の事もありますが、息子の事で自分の中の何かが、あ…切れたと感じた瞬間がありました…。
溜まってた物が一気に吹き出し、闇に飲み込まれたような感じ。
それからは人に会えない。
笑えない。
どうしたら楽に死ねるか…そんな事をググったりしてました。
このままじゃいけない…ダメだ。助けて欲しい…。そう思い、心療内科に通院する事を決めました。
今は波がありますが落ち着いています。
現在も薬は服用してます。
さて、息子の話。
発達障害支援センターに連絡をし、面談の約束をしましたが約、2か月後…。
世の中、困っている人が山程居る事を知りました。
やっと面談日。確か11月末。
その前に自宅にアンケートが送られて来て、書いた物を持参しました。
内容は、産まれた時の事から最近の気になる事。
それを元にお話。
担当は林さん、鈴木さん(仮名です)
とてもソフトなイケメン林さん。
懐が深そうな鈴木さん。
淡々と大の話をしました。
怪我が多い。
落ち着きがない。
学校のお道具箱、ぐちゃぐちゃ。
片付けが出来ない。
忘れ物が多い…。
いつも自分自分自分自分…。
今思えば、ADHDの兆候は諸にある。
でもやはり、親としては認めたくない部分もあるったし、授業中に立ち歩くような事はなかった。
集中力には欠けるが、宿題もプリントを忘れなければ毎日こなしていた。
友達とも特に揉める事もない。
私の育て方が間違ってる。
そう思って自分を責めてばかりいた。
私としては、こんな子の教育の仕方を教えて欲しかった。
でもやはり、プロの目は違う。
「お母さん、今まで頑張ったね。でもそれはお母さんが悪い訳じゃなく何か他に原因があるかもしれない。お子さんとの面談、テストを今後行いましょう」
「頑張ったね」
この言葉に涙があふれた。
「それにね皆が出来る事が自分には出来ない…。息子さんも辛いはずだよ」
目から鱗だった。ああ…そんな事考えた事なかった。
ごめんね。
自分だけが辛いと思いこんでいたよ。
鈴木さん、林さんの助言のもと、頭ごなしに叱る事を止めた。
手を出すのも仕方ないと思っていた。手を出さなきゃダメだとママ友に助言された。
そのママの言葉を鵜呑みにして、辛い…と思ったけど手を出した。
仕方なくなんてない。
やっぱりダメなのだ。
力では何も解決出来ないのだ。
支援センターで助言を受けた後、寝る前の読み聞かせ再開。
『窓際のトットちゃん』
ビンゴ!はまった!
トットちゃんが大好きになった。
本は他にも色々、読んだ。
たまには息子に読んでもらったりした。
息子も一緒の面談1月、テスト2月
結果によって1ヶ月に1回受診に来る大学の先生に受診を受ける。
その流れが決まった。
またまだ先は長いけど、自分だけじゃ解決出来ない事が少しずつ解決出来てる気がした…。
まだこの時は…。
これまでの道のり3に続く