これまでの道のり5
2016年4月〜
息子小学校3年生
医療相談の日。4月25日
あぁ、ここまで長かった。
大はやっぱり、いつもよりテンション高目。
今日の事は、なんとなく説明したけど理解はしてないみたい(-_-;)
ま、仕方がない。
鈴木さん、林さんの後を着き部屋へ。
待って居たのは、野口英世風な髪形の笑顔が優しい先生。
軽く大に質問や、他愛ない話。
全く落ち着く様子のない大。
親としては抑えつけたい気持ちはあったが、ありのままの姿を見てもらおうと思い、そこは耐えた…(>o<")
それに先生はプロだ。
多少の失礼は許してくれるだろう…。
いよいよ、大を外し具体的な話へ…。
開口1番、先生は笑顔で言った。
「投薬治療しましょう」
え?あ?はい。って事は黒ですね?
「はい。かなり衝動性が強い傾向にありますね。でも彼の様なタイプは薬でかなり良くなると思います。紹介状を書くので、すぐに病院予約して下さい。通常だと半年待ちですが、予約時に私からの紹介状だと言って下さい。空いている所にねじ込みます」
こお言う事だ。
発達支援センターに月1で、大学病院から来ている先生。
自分宛てに紹介状を書く。だから、ねじ込める。
ありがたいですぅ(T_T)
言い方を変えれば、それほど早く治療を開始した方が良いと言う事だ。
「お母さん、大変でしょうねぇ…」
先生は笑顔で染み染み言った。
大変だけど、息子が基準だから他の子がどういった具合なのか私には分からない。
いよいよだ、いよいよだぁー!
投薬に対しての不安はなかった。
これで、息子の自分でもどうにもならない、上手く表現出来ないストレスを無くせたら…。
沢山沢山、笑顔が戻る!
すぐに予約をした。
やはり半年待ちと言われたが、事を説明すると本当に早く予約取れた!
それでも最短6月末(-_-;)
2ヶ月待ち。
仕方がない。
世の中、それだけ困っている子供が居るって事だ。悲しいなぁ…。
それまでは毎月1回、支援センターに最近の様子を報告、相談する日々。
どうかそれまで平和に過ごせますように…。
そう願っていましたが、予約日前に問題が発生する事をこの時、全く予期していませんでした。
これまでの道のり6に続く